寒波の中、昨年の大雪が頭をよぎりましたが天候にも恵まれ、平成28年度第14回全国高等学校剣道選抜大会大分県予選会が、大分県剣道連盟の主催により、別府市民体育館で実施されました。
気温は上がりませんでしたが、大熱戦、大接戦が繰り広げられました。
男子は5試合で代表決定戦が行われるほどの僅差の戦いでした。この接戦を制したのは、今夏の覇者である明豊高校でした。特に目を引いたのは、武蔵選手の勝負強さでした。大分鶴崎高校との決勝戦では、大分鶴崎高校の次鋒・師藤選手が明豊高校の次鋒・釘宮選手に鮮やかな2本勝ちを収め、優勢に試合を進めていましたが、明豊高校の副将・武蔵選手が値千金の2本勝ち、その勢いのまま代表戦も制し、明豊高校に初優勝をもたらしました。
女子は三重総合校が安定した試合内容で2年ぶり4回目の優勝を収めました。インターハイでの日田高校の活躍のおかげで、女子は本戦への出場枠が2校となっており、秋季大会と新人戦の優勝校である佐伯鶴城高校と伝統校の大分鶴崎高校との準決勝も両校とも決め手のないまま代表戦にもつれこみました。佐伯鶴城高校は先鋒の溝口選手、大分鶴崎高校は大将の徳丸選手、2名による20分を超える激闘を大分鶴崎高校の徳丸選手が制し、大分鶴崎高校がチームワークで本戦出場権を獲得しました。
男子明豊高校さん、女子三重総合高校さん大分鶴崎高校さん、大分県の代表として頑張ってください。
団体記録.xlsx 決勝戦記録.xls男子団体優勝 明豊高校.jpg 女子団体優勝 三重総合高校.jpg 女子団体準優勝 大分鶴崎高校.jpg