各都道府県で行われている高体連の新人戦などの大会を踏まえて、先日、全国高体連より下記のような通達がありました。
大会での鍔競り合いについてです。
全剣連ガイドラインに対する共通認識について
10月19日付で先生方に「鍔競り合い」についての共通認識についての文書を発出いたしました。
今一度、この文書をご確認の上、各都道府県の大会運営をお願いいたします。
(ご参考までに再度、添付させていただきます。)
20201019鍔競り合い共通認識について.pdf
都道府県大会の模様はYouTubeなどで全国に広まっている昨今です。
最近、鍔競り合いがらみの件で、問い合わせが事務局(植木)まで相次いで来ています。
具体的には、
「鍔競り合いをしているのではないか」
「主審の『分かれ』の宣告までの時間が長いのではないか」
「鍔競り合いは避けることになっているのに、不当な鍔競り合いの反則を取っている」
などです。
全剣連のガイドラインでは、
・試合者は鍔競り合いを避ける
・やむを得ず鍔競り合いとなった場合は、すぐに分かれるか、引き技を出す
・審判員は鍔競り合いを解消しない場合は、ただちに「分かれ」を宣告する としています。
しかし、「高体連の共通認識」では、この全剣連のガイドラインを受け、
「鍔競り合い」に限らず、「身体接触」があったすべての場合に適用するとしています。
繰り返しになりますが、
この「高体連の共通認識」を再度確認していただき、遵守していただくようお願いいたします。
そのためにも、この「高体連の共通認識」を、都道府県内すべての加盟校に周知し、
日頃の稽古から心掛けてもらうしかないとも思っております。
先生方におかれましては、度重なる対応でご苦労をおかけし、申し訳なく思っております。
しかしながら、先生方の御理解と御協力なしには大会を運営することができません。
周知・徹底の程、ぜひよろしくお願いいたします。
何かありましたら、事務局(植木)まで遠慮なくご連絡、ご相談ください。
今後ともよろしくお願いいたします。
このような状況の中、大分県剣道連盟主催による剣道講習会が1月16日㈯に武道スポーツセンターで行われます。
この講習会は、今後行われる剣道連盟主催の大会で審判を行うにあたって、全剣連が出したガイドラインンを踏まえた審判を行うための講習会になります。
高体連に関しては、1月31日(日)に行われます、全国高校選抜予選にも関係してきます。
大会前のお忙しい時期ではありますが、高体連の先生方にも是非出席していただき、全国選抜予選が円滑に行われるようにしていきましょう。
申し込みについては、高体連で取りまとめて申し込みを行いますので、堀秀一郎先生まで連絡をお願いします。